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高木こずえ氏が第35回木村伊兵衛写真賞を受賞

2010-03-09

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高木こずえ氏
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『GROUND』より      (C)Cozue Takagi Courtesy of TARO NASU
 第35回(2009年度)「木村伊兵衛写真賞」(主催・朝日新聞社、朝日新聞出版)の受賞者が高木こずえ氏に決定した。本賞は、故木村伊兵衛氏の業績を記念して1975年に創設。各年にすぐれた作品を発表した新人写真家を対象としていて、“写真界の芥川賞”と呼ばれることもある。

 選考にあたっては、写真関係者からのアンケートにより候補者を推薦してもらい、最終的には選考委員会で受賞者を決定した。選考委員は、篠山紀信、土田ヒロミ、都築響一、藤原新也の四氏。最終選考に残った他の候補者は、北野謙、藤岡亜弥、溝部秀二、石川直樹の四氏。
 受賞対象となったのは写真集『MID』と『GROUND』(ともに赤々舎、2009年)。同時に発刊された作品集だが、まったく趣の違う写真集であり、作品の多様性が高く評価された。選考過程などの詳細は、「アサヒカメラ」4月号(3月20日発売)に掲載される。

 高木氏は1985年長野県生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業後、東京で作家活動を続けていたが、2010年3月に、制作拠点を長野に移す予定。2006年にキヤノン写真新世紀グランプリ(森山大道賞)、2009年にVOCA展2009 府中市美術館賞などを受賞。高木こずえ個展 [laboratory1:](2007年、東京都写真美術館)など、個展やグループ展でも旺盛な作家活動を続けている。
 
 授賞式は4月16日(金)午後6時半から、東京・丸の内の東京會舘で行われ、受賞者には賞状、賞牌、および賞金100万円が贈られる。また、受賞作品展は4月15日から26日まで、東京・新宿のコニカミノルタプラザ(ギャラリーC)で開催される。

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