写真好きならば、一度は鉄道を撮りたいと想ったことがあるはず。
そんな人たちを、尽きせぬ愉しみへと導く、新たな写真講座がはじまります。
気軽に撮れるようになった鉄道写真
さて、ここからが本題となります。
そんな魅力溢れる鉄道風景を撮影し、写真作品にしてみませんか。
フィルムカメラの時代には経験値が重要でしたが、デジタルカメラの時代になって、誰でも気軽に撮影に臨めるようになったと思います。「デジタル一眼レフのカメラを買ったけれど、何を撮ったら良いか分からない」と、テーマを探している方。あるいは「鉄道写真にチャレンジしてみたい」と思っている方、まずは風景のなかを走る鉄道の姿を、感じるままに撮影することから始めてみませんか?
安全とマナーさえ守れば鉄道の撮影は自由です。作品づくりに縛りはありませんが、
ただ始めるのではなく、目標を持つことをおすすめします。例えば、お気に入りの作品を大きく伸ばして、自宅のリビングなどで「ミニ写真展」を開いてみてはいかがでしょうか。世界に一冊だけの「フォトブック」を作るのも良いでしょう。サイトやブログにアップロードする方法もあります。
つまり、撮った作品をどんどん他の人に見せるのが目標です。写真は、何かを誰かに伝えるメディアなのですから。
でも、作品を他人に見せるのには勇気が要りますね。撮ったあなたが納得のゆく作品でなければ少し恥ずかしいかもしれません。
基礎的な撮影の方法に加え、撮影場所の
選び方など、鉄道写真ならではの心構えを身に付けてしまえば、作品の仕上がりが大きく変わります。納得ゆく作品に一歩近づけるでしょう。
これからスタートする「アサヒカメラ・ネット的鉄道風景写真講座」では、鉄道写真の基礎的な撮影方法、を始め、四季の鉄道風景写真の撮り方など、実践的に話を進めてゆきたいと思います。
さらに、駅舎やホームのスナップ、車窓風景の撮影など、旅の情景の撮り方が加わってゆきます。旅の情景が加わると、鉄道写真のテーマはグッと広がってきます。撮影対象は無限にありそうで、撮らずにはいられません。
たとえば地方を走る列車の「顔」には、深く刻まれたシワのような趣がにじみ出ています。長年走るうちに、その土地の風土が身についたのでしょう。そんな車両の「表情」までも撮影できたら素晴らしいことです。
もしかしたらカメラを通すことで、あなただけが感じる「鉄道の魅力」を発見するかも知れません。
時には脱線しても、すぐに本線へ復帰できるように努めながら、この列車を楽しく運行してゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

-
よねや・こうじ
1968年山形県天童市生まれ。東京工芸大学写真科卒業。
安達洋次郎・真島満秀に師事の後フリーランスとなる。
鉄道と人の結びつきをテーマに日本と世界の鉄道を撮影。
著書に『木造駅舎の旅』(INFASパブリケーションズ)
『ニッポン鉄道遺産』(斉木実氏と共著、交通新聞社)など。
日本写真家協会(JPS)会員。
http://www.geocities.jp/yoneya231/
PR情報
・・
・











