home > 鉄道風景写真講座 > 撮り鉄、今日もどこかで運行中 第2回
撮り鉄、今日もどこかで運行中

写真好きならば、一度は鉄道を撮りたいと想ったことがあるはず。
そんな人たちを、尽きせぬ愉しみへと導く、新たな写真講座です。

第2回「初めの一歩」は機材選びから

撮影の楽しみ方によっては…

撮影の楽しみ方によっては…
ローライフレックスT(左)とリコーGRデジタル(右)。どちらも魅惑の旅カメラ。スナップを楽しむのであれば、こちらも選択肢に。


鹿島鉄道最期の冬

鹿島鉄道最期の冬
ローライで撮影した一コマ。デジタルが主流とはいえ、モノクロフィルムは捨てられない。鹿島鉄道玉造町で。RolleifrexT、Tesser75mmF3.5(2006年12月撮影)

 カメラがなければ写真は撮れない。ということで第2回目は機材の話。最近は鉄道を撮る人の中でも、デジタルカメラの割合がぐっと高くなってきました。「デジカメ」といっても、多種多様。鉄道写真にはどんなカメラが適しているでしょうか……。
 と、その前に僕の機材遍歴に少しお付き合いください。
 はじめて鉄道を撮影したのは11歳の晩秋のこと。被写体は実家の近所を走る奥羽本線の列車。家にあったミノルタのハーフサイズでしたが、撮影は十分に楽しめました。以来30年が経過しました。一眼レフカメラは13歳の時に購入したオリンパスOM-10から始まり、仕事で使用するキヤノンEOS-1Vまで様々な機種を使用。他に中判のペンタックス67やローライフレックスなどもありますが、メインで使うのは35mmの一眼レフでした。
 こんな環境だったので、初めて導入したデジタル一眼レフのキヤノンEOS-20Dを手にした時、違和感を受けました。このカメラの撮像素子はAPS-Cというサイズ。フィルムカメラを使ってきた人間にとってはレンズの焦点距離がキヤノンでは約1.6倍(ニコンDXフォーマット、ソニー、ペンタックスは約1.5倍、オリンパスやパナソニックのフォーサーズでは2倍)に変化するのを受け入れることになります。僕の場合35mmカメラの焦点距離が染みついてしまっていて「えーと、24mmが38.4mm、50mmは80mm…」なんて、だいぶ戸惑いました。
 このほか、コンパクトデジカメのなかにも、リコーGRデジタル(Ⅲ)のように、魅力的な機種もありますが、交換レンズをはじめ、システムの豊富な一眼レフカメラで撮影するのが、僕は鉄道写真撮影の醍醐味だと考えています。この「鉄道風景写真講座」ではデジタル一眼レフカメラを中心に話を進めます。

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SLばんえつ物語号夕暮れの駅を発車

SLばんえつ物語号夕暮れの駅を発車
デジカメで撮影領域がぐっと広がった。磐越西線三川駅で。キヤノンEOS-5DMarkII、EF24-105mmF4L IS USM

錦を競って

錦を競って
紅葉の進む久慈川に沿って走る秋の水郡線。カラフルな塗装の新型車両が、山々と彩りを競い合っているようだった。水郡線矢祭山l駅から東館駅間を走る普通列車。キヤノンEOS-5DMarkII、EF24-105mmF4L IS USM



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