花畑の密度感を表現する撮影ポジション
花畑を風景写真的に撮影する場合は、撮影ポジションの変更をほんのすこし意識するだけで写真の出来栄えに違いが出る。密度感を感じられるアングルやポジションについて考えてみよう。
わずかな位置の違いが見ばえを大きく左右する
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ポジションを考慮しなかった撮影
最初に花畑に出会った位置で撮影したもの。花と花の間に隙間があり、土が見えてしまっている。花の数は多いはずなのだがまばらなイメージになる。 |
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密度感を表現するポジションで撮影
花の隙間が最も目立たないような位置へ移動したもの。わずか数歩右に動いだけなのだが、花同士の隙間が目立たずに密集して見えている。 |
近頃では、初夏から初秋にかけての時期に広大な花畑の様子を全国各地で見つけられるようになった。だが、ただ漫然と花畑を写したのでは、せっかくの花畑がまばらな印象になってしまうことがある。そこで今回は花畑を撮影する際のコツについて述べることにしよう。
まず作例の上の写真をご覧いただこう。この花畑に出会った場所から最初に撮影したものだ。アレコレ考えずに撮影したため、花の株と株との間に隙間があり、ところどころ土が露出して見えてしまっている。特に右側の黄色い花の部分では茶色い土が目立ってしまい、そのため全体的に密集感が希薄に感じられてしまう。とくに整然と管理されている花畑では花の株をある程度の間隔をとり植えつけるため、植えつけられたラインの角度によっては隙間の地面が目立ってしまう。そこで撮影ポジションを右方向にほんのわずかずらして撮影したものが下の写真だ。植えられたラインの向きに対して角度をつけることで、株と株との隙間を目立たせない位置を探っている。
まず作例の上の写真をご覧いただこう。この花畑に出会った場所から最初に撮影したものだ。アレコレ考えずに撮影したため、花の株と株との間に隙間があり、ところどころ土が露出して見えてしまっている。特に右側の黄色い花の部分では茶色い土が目立ってしまい、そのため全体的に密集感が希薄に感じられてしまう。とくに整然と管理されている花畑では花の株をある程度の間隔をとり植えつけるため、植えつけられたラインの角度によっては隙間の地面が目立ってしまう。そこで撮影ポジションを右方向にほんのわずかずらして撮影したものが下の写真だ。植えられたラインの向きに対して角度をつけることで、株と株との隙間を目立たせない位置を探っている。
ご覧のとおり、わずかな位置の違いだけだが、仕上がる写真の見栄えには大きな違いがあるがおわかりいただけると思う。
一方、菜の花畑のような、まんべんなく種をまく花畑の場合には、花の成長の速さの違いで密度の違いが目立つ場合もある。そのようなケースでは一番手前の位置に来る花の群れが、最も密集して見える撮影ポジションを選ぶといいだろう。
旅行先で記念撮影をする場合もこのことを意識するだけで違いが出てくる。たとえば人物を密度の低い位置に配置して隙間を隠し、密度の高い部分だけを見せれば、密集した花畑をイメージできる写真となる。
せっかく訪ねた花畑なのだから、よりいっそう花畑の密度感を強調して、華やかな写真を手に入れよう。
一方、菜の花畑のような、まんべんなく種をまく花畑の場合には、花の成長の速さの違いで密度の違いが目立つ場合もある。そのようなケースでは一番手前の位置に来る花の群れが、最も密集して見える撮影ポジションを選ぶといいだろう。
旅行先で記念撮影をする場合もこのことを意識するだけで違いが出てくる。たとえば人物を密度の低い位置に配置して隙間を隠し、密度の高い部分だけを見せれば、密集した花畑をイメージできる写真となる。
せっかく訪ねた花畑なのだから、よりいっそう花畑の密度感を強調して、華やかな写真を手に入れよう。
写真・文:萩原俊哉
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