
カメラというのは、システムで考える必要があると改めて思う。というのも、ボディとレンズ、それぞれの機能や特徴が組み合わさることで、新たな撮影法が見えてくることを実感しているからだ。ここでは手ブレ補正と高感度撮影について考えてみよう。
手ブレを分類すると、カメラ自体が回転する角度ブレ、上下左右のシフトブレ、光軸方向へのブレがある。これまでの手ブレ補正機構が補正してきたのは、角度ブレだが、マクロレンズが得意とする高倍率の撮影領域ではシフトブレも目立つようになった。EF 100mm F2.8Lマクロ IS USMでは角度ブレに加えてシフトブレにも対応するハイブリッドISの搭載で、等倍領域での撮影時でも約2段分の補正効果が得られるようになっている。
これによって1/30秒とか、またしっかりとカメラとレンズを構えることができれば、1/15秒や1/8秒という、これまでは考えられなかったシャッタースピードであっても、等倍領域の撮影倍率で手持ち撮影が可能になっている(作例6、7)。
手ブレを分類すると、カメラ自体が回転する角度ブレ、上下左右のシフトブレ、光軸方向へのブレがある。これまでの手ブレ補正機構が補正してきたのは、角度ブレだが、マクロレンズが得意とする高倍率の撮影領域ではシフトブレも目立つようになった。EF 100mm F2.8Lマクロ IS USMでは角度ブレに加えてシフトブレにも対応するハイブリッドISの搭載で、等倍領域での撮影時でも約2段分の補正効果が得られるようになっている。
これによって1/30秒とか、またしっかりとカメラとレンズを構えることができれば、1/15秒や1/8秒という、これまでは考えられなかったシャッタースピードであっても、等倍領域の撮影倍率で手持ち撮影が可能になっている(作例6、7)。
しかし、手ブレが効果的に補正できるようになったことで、これまであまり目立つことのなかった被写体ブレに注意を払う必要が出てきた。作例8のように被写体をブラして動感を出すことが、手持ち撮影でもできるようになった、と言うこともできるが、しっかりと写し止めたい場合はできるだけ速いシャッタースピードを稼ぐ必要がある。
そこで有効なのが高感度撮影だ。常用感度がISO100〜6400で、しかも高感度でもノイズの少ないEOS 7DとハイブリッドISの手ブレ補正機能を持つEF 100mm F2.8Lマクロ IS USMとの組み合わせなら、ISO感度を上げることで速いシャッタースピードを得ることができる。シャッタースピードが速くなればその分被写体ブレも抑えられるし、また、光量の少ない条件でも手持ち撮影が可能になるだろう。
逆に、遅いシャッタースピードでも手ブレがおきにくいため、絞りを絞り込んで背景のボケを調整するということが、手持ちでも可能になり表現の幅が広がった(作例9)。
そこで有効なのが高感度撮影だ。常用感度がISO100〜6400で、しかも高感度でもノイズの少ないEOS 7DとハイブリッドISの手ブレ補正機能を持つEF 100mm F2.8Lマクロ IS USMとの組み合わせなら、ISO感度を上げることで速いシャッタースピードを得ることができる。シャッタースピードが速くなればその分被写体ブレも抑えられるし、また、光量の少ない条件でも手持ち撮影が可能になるだろう。
逆に、遅いシャッタースピードでも手ブレがおきにくいため、絞りを絞り込んで背景のボケを調整するということが、手持ちでも可能になり表現の幅が広がった(作例9)。
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作例7
渓流で冷やしているトマトを1/8秒という手ブレ補正の限界までシャッタースピードを落として撮影。カゴの部分を見ればしっかり手ブレ補正が効いていることがわかる。 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM・絞り優先AE(絞りf16/シャッタースピード1/8秒)・ISO100・WB:太陽光 |
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作例8
クモの巣にかかった枯れ葉が風で揺れていた。動感を出すためにスローシャッターを使う場合は三脚使用が絶対条件だったが、このレンズなら手持ち撮影が可能だ。 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM・絞り優先AE(絞りf5.6/シャッタースピード1/25秒)・露出補正:−2/3EV・ISO100・WB:太陽光 |
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作例9
これまで開放絞りに設定し、速いシャッタースピードを得ることが大前提だったマクロレンズの手持ち撮影だが、遅いシャッタースピードでも手持ち撮影ができるようになったことで、絞り込んで背景のボケ味を調節することも手持ち撮影で 可能になった。
左:EF100mm F2.8Lマクロ IS USM・絞り優先AE(絞りf2.8/シャッタースピード1/320秒)・露出補正:+1EV・ISO100・WB:太陽光 /右:EF100mm F2.8Lマクロ IS USM・絞り優先AE(絞りf8/シャッタースピード1/60秒)・ISO100・WB:太陽光
左:EF100mm F2.8Lマクロ IS USM・絞り優先AE(絞りf2.8/シャッタースピード1/320秒)・露出補正:+1EV・ISO100・WB:太陽光 /右:EF100mm F2.8Lマクロ IS USM・絞り優先AE(絞りf8/シャッタースピード1/60秒)・ISO100・WB:太陽光
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