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試用レポート
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PENTAX K-x デジタル一眼レフの機能と性能を気軽に持ち歩く
デザイン:カジュアルな魅力あふれる小型軽量デジタル一眼レフカメラ
 ボディ20色、グリップ5色、その組み合わせで100色のバリエーションが生まれ、好みのカラーリングが選べるのは楽しい。この場合、色の組み合わせを選んで販売店などで注文する。店舗に置いてあるレギュラーカラーはホワイト、レッド、ブラックの3色。レギュラーカラーの場合、標準ズームレンズはボディと同色となるが、望遠ズームレンズは黒となる。できれば望遠ズームも同色のものを用意してほしかった。
 ボディの形状はややゴツイ感じがするが、ブラック以外はポップかつヴィヴィッドなカラーでカジュアル感が漂う。また小さく軽いので、女性には扱いやすいだろう。逆に手の大きな男性は、手や指が余り、シャッターボタンやダイヤル操作が少々窮屈に感じるかもしれない。とはいうものの「持ち歩きたい」「使いたい」と思わせる魅力は十分にある。
 ちなみにポップアップした内蔵ストロボの位置はそれなりに高く、標準ズームの場合はケラれることはなかった。

内蔵ストロボをポップアップしたところ。標準ズームではけられることはないようだ。ガイドナンバーは16(ISO200)

背面もボタン類が少なくシンプル。液晶は2.7型、約23万ドットを採用。ファインダーはもちろん視度調節が可能だ。

シンプルな操作系。シャッターボタンの右下に見える「グリーンボタン」には、調整中の値をリセット、カスタムイメージの設定、光学プレビュー(絞り込み)、デジタルプレビューの表示、デジタルフィルター、RAWボタン機能、測距点を中央に戻す、のいずれかの機能を割り当てることができる。
使用感・操作感:クラス最高の4.7枚/秒の連写性能
 前述したように、インターフェース類はシンプルだ。絞り優先やシャッタースピード優先時の調整はダイヤルで、露出補正は露出補正ボタンとダイヤルで行う。上面の液晶パネルは省略されている。連写速度は4.7コマ/秒とこのクラス最高レベル。軽快に撮影できる。
 ファインダーの視野率96%、倍率0.85倍はこのクラスとしては一般的だが、ピントの調整はわかりやすく感じた。気になったのはファインダー内にAFフレームが表示されないこと。 手動で測距点を選ぶ場合には、撮影前に背面液晶で測距点を確認しておく必要がある。その測距点はオートや任意を選べるが、シャッターボタン近くに配されたグリーンボタンに、“測距点を中央にする”という機能を割り当てることができる。いざというときには、これで測距点を中央に戻せば、シャッターチャンスを逃すこともないだろう。
ファインダー内の情報表示のことで付け加えるなら、露出補正の状態も通常は表示されず、露出補正ボタンを押すと表示されるようになっている。そこに気づかず露出補正をしたままで撮ってしまったこともあり、常時表示される仕様だとより使いやすい。
 K-xは撮影した画像に対して、ディストーション補正、倍率色収差補正をボディ内で処理することができる。便利な機能だが、これらの機能を有効にしておくと連続撮影枚数が3枚ほどに低下した。どんどんシャッターを切りたい場合は、この機能をオフにしておくのが正解だ。その場合、付属ソフトのPENTAX Digital Camera Utility 4で、カメラ内処理と同等ではないが補正することができる。
 その他、再生時に比較表示ができることはおもしろい。任意の2つの画像を比較することができ、作画の状態を比べるのに便利だ。

測距点の切り替え画面。測距点がファインダー内に表示されないので、どの測距点を使っているか把握しておくことが必要。

再生時の比較表示。ダイヤルを回すと緑の枠で囲まれた方の画像が遷移し、ほかの画像と比較できる。

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