
レンズキットに付属する標準ズームは、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 L。E-P1/E-P2のレンズキットに付属しているM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6とは型番末尾の「L」が異なる。「L」はプラスチックマウントになるなど軽量化、低コスト化が図られているが、描写そのものは「L」表記のないレンズと同様にシャープな描写を見せる。また、被写体に近づいて背景との距離を取り、絞りを開ければ、APSサイズのセンサーほどではないにしろ、ボケも十分に楽しめる。その活用の幅は十分に広い。
なお、絞り開放などで撮っても周辺光量の低下は見られないが、それはカメラ内部で補正されているためだろうと思われる。
なお、絞り開放などで撮っても周辺光量の低下は見られないが、それはカメラ内部で補正されているためだろうと思われる。
ところで発色だが、簡単操作のiAUTOを使った場合、風景や人物など選択される「シーン」がどれであっても、「仕上がり」の設定は「i-FINISH」が選択される。そのため彩度が高く、メリハリの利いた画になる。条件によってはかなり派手な色彩になり、好き嫌いが分かれるところだろう。ただ、条件によっては、効果的に色を演出してくれる。
以上のような発色の程度を考慮してモードを使い分けたい。階調を重視するならiAUTO以外(たとえば絞り優先撮影)にし、「仕上がり」は「標準」や「オート」にして撮影する。一方、細かな設定に煩わされることなく、簡単にきれいな発色を求めるのであればiAUTOにするといいだろう。
以上のような発色の程度を考慮してモードを使い分けたい。階調を重視するならiAUTO以外(たとえば絞り優先撮影)にし、「仕上がり」は「標準」や「オート」にして撮影する。一方、細かな設定に煩わされることなく、簡単にきれいな発色を求めるのであればiAUTOにするといいだろう。

手前のチューリップでピントを合わせ、絞りはF9.0とした。チューリップの花びらのきりりとした輪郭と赤が際だつ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:25mm・絞り優先AE(f9.0・1/200秒)・ISO200・WB:5300K・階調:オート・仕上がり:NATURAL
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:25mm・絞り優先AE(f9.0・1/200秒)・ISO200・WB:5300K・階調:オート・仕上がり:NATURAL

ズームレンズの望遠端で花になるべく寄り、なおかつ背景との距離をとって、ぼけを狙ったもの。きれいな玉ぼけとなった。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:42mm・絞り優先AE(f5.6・1/200秒)・+1/3EV補正・ISO200・WB:オート・階調:オート・仕上がり:NATURAL
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:42mm・絞り優先AE(f5.6・1/200秒)・+1/3EV補正・ISO200・WB:オート・階調:オート・仕上がり:NATURAL

絞り優先で撮影
絞り優先のモードで撮影した。仕上がりや階調の設定も一般的なもの。青空が濁ったような色で、全体的にもくすんだ発色となった。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:25mm・絞り優先AE(f10.0・1/400秒)・ISO200・WB:オート・階調:オート・仕上がり:NATURAL
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:25mm・絞り優先AE(f10.0・1/400秒)・ISO200・WB:オート・階調:オート・仕上がり:NATURAL

iAUTOで撮影
iAUTOによる「風景」と「iFINISH」の設定が効果的に効いた例。青空や 葉、桜の花の色が鮮やかでコントラストも高い。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:25mm・風景モード(f9.0・1/320秒)・ISO200・WB:5300K・階調:標準・仕上がり:i-FINISH
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L・焦点距離:25mm・風景モード(f9.0・1/320秒)・ISO200・WB:5300K・階調:標準・仕上がり:i-FINISH
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