

デジタル一眼レフカメラのエントリー機として揺るぎない地位を築いているのがEOS Kiss Xシリーズだ。本機「Kiss X4」は2010年2月に登場した最新機種である。今回試用したのは標準ズームのEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISと、望遠ズームのEF-S55-250mm F4-5.6 ISが同梱するダブルズームキット。このダブルズームを使うと、35mm判換算でそれぞれ29~88mmと88~400mmの焦点距離をカバーする。
400mmなどというと一昔前は憧れの焦点距離だったものだが、レンズの実焦点距離が1.6倍される(キヤノンの場合)APS-Cサイズのセンサーとの組み合わせで、「400mm相当」が今やいとも簡単に手に入る。しかも、標準ズーム、望遠ズームのどちらにも約4段分の手ブレ補正機構が内蔵されているので手ブレも生じにくい。特に望遠ズームの400mm相当ともなれば、ブレには十分気をつけなければならないが、手ブレ補正機構を使い、また撮影条件に合わせてISO感度を高めに設定すれば、手持ちでの望遠撮影も十分に可能となる。
400mmなどというと一昔前は憧れの焦点距離だったものだが、レンズの実焦点距離が1.6倍される(キヤノンの場合)APS-Cサイズのセンサーとの組み合わせで、「400mm相当」が今やいとも簡単に手に入る。しかも、標準ズーム、望遠ズームのどちらにも約4段分の手ブレ補正機構が内蔵されているので手ブレも生じにくい。特に望遠ズームの400mm相当ともなれば、ブレには十分気をつけなければならないが、手ブレ補正機構を使い、また撮影条件に合わせてISO感度を高めに設定すれば、手持ちでの望遠撮影も十分に可能となる。
さて、あるランキングサイトを見てみると、Kiss X4では、EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISのレンズキットよりダブルズームキットのほうが売れ筋のようだ。価格差は約2万円。日常的に持ち歩くスナップカメラとしてなら、標準ズーム1本でもいいだろう(Kiss X4にはズーム倍率の高いEF-S18-135mm F3.5-5.6 ISがつくレンズキットもある)。
このような望遠ズーム、それも最大400mm相当のものがあれば、運動会での子どもの写真や野鳥の写真、花やモノのクローズアップ写真、カーレースのようなスポーツ写真、そして風景やネイチャー写真などに幅広く利用できる。新たな写真の世界が広がりそうだ。言うまでもなく一眼レフカメラはレンズを交換できることが特徴だが、レンズを替えることで写真の撮り方や表現方法も変わってくる。それが醍醐味だ。
厳密な描写性能にこだわるのならば、単体で発売されている、より高価なレンズにも目を向けたいが、手軽に交換レンズとその写真表現を楽しみたいならば、ダブルズームキットでデジタル一眼レフカメラの世界に足を踏み入れてみるのもいいだろう。
このような望遠ズーム、それも最大400mm相当のものがあれば、運動会での子どもの写真や野鳥の写真、花やモノのクローズアップ写真、カーレースのようなスポーツ写真、そして風景やネイチャー写真などに幅広く利用できる。新たな写真の世界が広がりそうだ。言うまでもなく一眼レフカメラはレンズを交換できることが特徴だが、レンズを替えることで写真の撮り方や表現方法も変わってくる。それが醍醐味だ。
厳密な描写性能にこだわるのならば、単体で発売されている、より高価なレンズにも目を向けたいが、手軽に交換レンズとその写真表現を楽しみたいならば、ダブルズームキットでデジタル一眼レフカメラの世界に足を踏み入れてみるのもいいだろう。
カメラ本体の特徴として、Kiss X3と比べ大きく変わったのは画素数だ。Kiss X3は約1510万画素だが、Kiss X4は約1800万画素まで引き上げられている。これは上位機種のEOS 7Dと同等だ。最高ISO感度が12800なのも、A/D変換が14bitなのも、また秒30コマ、25コマ、24コマの動画撮影機能もEOS 7Dと同等。さらに7Dから搭載されている、色情報も考慮する63分割の新しい「iFCL」という測光システムも備え、露出の精度がより高まっているという。
Kiss X4が7Dと異なるのは、ボディの質感や連写性能、シャッターの耐久性、ペンタミラー(Kiss X4)かペンタプリズム(7D)か、などである。乱暴に言えば、カメラの質感や操作性や耐久性は7Dが上だが、連写枚数を除く撮影性能や画質はほぼ同等だ。デジタル機器の場合は発売時期が後の方が性能面で優位になるのでKiss X4の性能は7Dに迫っている。だが、それにしてもKiss X4はかなりコストパフォーマンスのよいカメラと言うことができるだろう。なお、利用可能なメモリカードだが、従来のSD、SDHCに加え、大容量のSDXCにも対応している。
Canon EOS Kiss X4の主な仕様
| 撮像素子 | CMOSセンサー、有効画素数約1800万画素 |
| ファインダー | ペンタダハミラー、視野率約95%、倍率約0.87倍(50mmレンズ使用時) |
| 測距点 | 9点 |
| オートフォーカス | ワンショットAF、AIサーボAF、AIフォーカスAF、手動 |
| シャッタースピード | 1/4000〜30秒、バルブ |
| 連続撮影 | 最高約3.7コマ/秒、JPEGは最高34枚、RAWは6枚 |
| 測光方式 | 63分割TTL開放測光 |
| 測光モード | 評価測光、部分測光、スポット測光、中央部重点平均測光 |
| 測光範囲 | EV1~20 |
| 露出制御方式 | プログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE,自動深度優先AE、マニュアル露出 |
| 露出補正 | ±5EV(1/3ステップまたは1/2ステップ) |
| ISO感度 | 100~6400。拡張により12800 |
| ホワイトバランス | オート、プリセット、マニュアル、ホワイトバランス補正、ホワイトバランスブラケティング |
| 記録形式 | JPEG、JPEG+RAW、RAW/RAWは14bit |
| 最大記録画素数 | 5184×3456 |
| 動画撮影 | MOV形式、フルHD:1920×1080(30fps/25fps/24fps)、HD:1280×720(60fps/50fps)、SD:640×480(60fps/50fps)など |
| 記録メディア | SD、SDHC、SDXCメモリーカード |
| 液晶モニター | ワイド3.0型、約104万ドット |
| 内蔵フラッシュ | あり。ガイドナンバー13(ISO100) |
| 手ぶれ防止機能 | なし。レンズ側で対応 |
| 大きさ(ボディのみ) | 約128.8mm×97.5mm×75.3mm |
| 重さ | 約475g(本体のみ) |
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