レンズメーカーとして名を馳せるシグマだが、フィルム時代から独自開発の一眼レフカメラを世に送り出してきた総合カメラメーカーでもあることは、アサヒカメラ.netをご覧いただいている皆様ならご存知のことと思う。
そのシグマからFoveon X3センサーを搭載した世界初のデジタル一眼レフカメラ「SD9」が発売されたのは2002年10月のこと。それまでの常識を覆す画期的なセンサーが搭載されたデジタル一眼レフとして大きな話題となった。その翌年にはセンサーや電源部などに大幅な改良が加えられた「SD10」を発売、そして2007年3月には高画素化が図られた「SD14」へと進化した。
そのシグマからFoveon X3センサーを搭載した世界初のデジタル一眼レフカメラ「SD9」が発売されたのは2002年10月のこと。それまでの常識を覆す画期的なセンサーが搭載されたデジタル一眼レフとして大きな話題となった。その翌年にはセンサーや電源部などに大幅な改良が加えられた「SD10」を発売、そして2007年3月には高画素化が図られた「SD14」へと進化した。
その後、2008年には米国Foveon社を傘下におさめるなど、シグマのデジタルカメラに対する本気度を垣間見せることとなった。そして2010年6月、満を持して登場したカメラがSD15である。
カメラボディ本体のみと、標準ズームレンズ18-50 mm F2.8-4.5 DC OS HSMを同梱したスターティングキットが用意され、共にオープン価格となっている。本稿執筆時点(2010年8月)での実勢価格はスターティングキットが実勢価格140,000円前後、ボディ本体で130,000円前後ほどとなっている。
カメラボディ本体のみと、標準ズームレンズ18-50 mm F2.8-4.5 DC OS HSMを同梱したスターティングキットが用意され、共にオープン価格となっている。本稿執筆時点(2010年8月)での実勢価格はスターティングキットが実勢価格140,000円前後、ボディ本体で130,000円前後ほどとなっている。
同社のデジタルカメラにはDP1x、DP2sなどコンパクトタイプのカメラも存在するが、一眼レフタイプのボディとしてはSD15が現行モデルとして唯一の存在となる。このため同社のフラグシップモデルとして相応しい仕様が与えられている。
SD15最大の特徴はなんといってもFoveon X3センサーであろう。一般的なセンサーは、単体でRGBの色情報を読み込むことはできない。そこでRGBのカラーフィルターを各画素に配置して色情報を読みとるベイヤー配列となっている。しかし1画素からはRGBのうち1色しか情報が得られないため、周囲にある他の画素から得られた情報を参照して色を生成している。これに対してFoveon X3センサーは構造がまったく異なる。
SD15最大の特徴はなんといってもFoveon X3センサーであろう。一般的なセンサーは、単体でRGBの色情報を読み込むことはできない。そこでRGBのカラーフィルターを各画素に配置して色情報を読みとるベイヤー配列となっている。しかし1画素からはRGBのうち1色しか情報が得られないため、周囲にある他の画素から得られた情報を参照して色を生成している。これに対してFoveon X3センサーは構造がまったく異なる。
センサーの表面からBGRの順番に三層構造とすることで、垂直方向に3色の色情報を読み取ることを可能としているため、理論上は偽色や色モアレを発生しない。このため、ベイヤー配列のセンサーでは必要となる、高周波数成分をあえてカットするローパスフィルターを必要とせず、鮮鋭度の高い画像を得ることができるのだ。
Foveon X3センサーのサイズは20.7×13.8mmほど。このため、35mmサイズのセンサーに対してレンズ表記の1.7倍相当の焦点距離となる。また2,652×1,768×3層で生成される画像サイズは2,640×1,760ピクセルとなる。外観では、SD14と比べて大きな変更点は無いが、コンパクトフラッシュからSDカードへの変更、モニターの大型化、77分割新AEセンサーの搭載など、確実な進化を見せている。
Foveon X3センサーのサイズは20.7×13.8mmほど。このため、35mmサイズのセンサーに対してレンズ表記の1.7倍相当の焦点距離となる。また2,652×1,768×3層で生成される画像サイズは2,640×1,760ピクセルとなる。外観では、SD14と比べて大きな変更点は無いが、コンパクトフラッシュからSDカードへの変更、モニターの大型化、77分割新AEセンサーの搭載など、確実な進化を見せている。

一般的なベイヤー配列のセンサー(下段)に対してFoveon X3センサー(上段)は構造がまるで異なる。その構造上、偽色やモアレの発生がないため、ローパスフィルターを必要としない。
シグマ SD15
| 型式 | レンズ交換式デジタル一眼レフレックスカメラ |
| マウント | シグマSAバヨネットマウント |
| 撮像素子サイズ | 20.7×13.8mm、X3ダイレクトイメージセンサー(CMOS) |
| 有効画素数 | 約1406万画素 |
| ISO 感度 | ISO100/200/400/800/1600相当 ([拡張モード]ISO50、ISO3200相当の選択が可能)、オート(ISO 100から200)[フラッシュ撮影時](ISO100から400) |
| ファイル形式 | RAW、JPEG |
| 最大記録画素数 | [RAW]2640×1760ピクセル×3、[JPEG]2640×1760ピクセル |
| 記録媒体 | SD/SDHCメモリーカード、マルチメディアカード |
| 液晶モニター | 3.0型TFTカラー液晶(約46万ドット、視野率100%) |
| AF検出方式 | TTL位相差検出方式 |
| 測光方式 | 77分割式評価測光,スポット測光,中央部分測光,中央部重点平均測光に切り替え可 |
| 露出制御方式 | (P) プログラムAE (プログラムシフト可能)、(S) シャッター優先AE、(A) 絞り優先AE、(M) マニュアル |
| シャッター形式 | 電子制御式フォーカルプレーンシャッター |
| シャッタースピード | 1/4000秒から30秒、Bulb (30秒まで:拡張モード時:2分まで) |
| 内蔵フラッシュ | 手動ポップアップ式、ガイドナンバー11 (レンズ表記17mmをカバー) |
| 連続撮影速度 | 3コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数 | 21コマ |
| インターフェース | USB2.0、ビデオ出力 (NTSC/PAL) |
| 電源 | 専用リチウム電池(Li-ion Battery Pack BP-21) |
| 大きさ | W144×H107.3×D80.5mm |
| 重さ | 680g (電池除く) |
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