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アサヒカメラ.net写真の殿堂 2011.12選出作品
殿堂入り作品
殿堂入り作品
作者 kaochan
タイトル いってらっしゃい  
佳作作品
入選作品
「写真の殿堂」の審査について

 このたび「写真の殿堂」の審査員をさせていただくことになりました。真摯な気持ちで臨みたいと思っています。これといった選考基準など考えていませんが、たとえ地味であっても、撮影者自身の「こと」や「感情」が見える写真を見逃さないように選んでいきたいと思っています。

 一見矛盾したことを言いますが、たとえコンテストの写真でもあっても、コンテストのためではない写真が見てみたいです。本コンテストがうたっている「殿堂入り」とは、そういうことだと私は考えます。

 写真は机の前に座っていては撮れません。どこかへ積極的にでかけていかなければ写りません。たったいましか撮れません。その上、なかなか思い通りにいきません。被写体あってこその表現だからです。だから、なかなか手に負えません。しかし、だからこそ撮る者の力量が試されます。最大のよろこびがその辺りに潜んでいる気がします。自分にはどうにもコントロールできない、それでも撮らずにはいられなかった、そんな写真を期待しております。そして、急逝された大山高さんの遺志を継ぐものでありたいです。

プロフィール
1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真科卒業後、新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーに。1997年に『ASIAN JAPANESE』で脚光を浴びる。同年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞受賞。現在、雑誌、広告、TVCF、小説執筆など、ボーダレスに活動中。作品集に『homeland』『days new york―デイズ ニューヨーク』『SUWA』『はなはねに』など。他に『ASIA ROAD』『写真学生』『父の感触』『十七歳』など、著書多数。アサヒカメラ.netではフォト・エッセイ「カメラで会いに行く」を連載中。
審査員 小林紀晴
審査員 小林紀晴
●「写真の殿堂」 これまでの選者一覧
大山高 (2009年11月~2010年11月)
大西みつぐ (2010年12月)
小林紀晴 (2011年1月~現在)